オープンCAE勉強会@岐阜(2023年7月29日)simpleFoamとMRFを用いたプロペラ性能シミュレーション

4年ぶりに開催されたオープンCAE勉強会@岐阜で話題提供したスライドを公開します。

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オープンCAE勉強会@岐阜(2023年7月29日)simpleFoamとMRFを用いたプロペラ性能シミュレーション” に対して2件のコメントがあります。

  1. sakuramaru より:

    興味深い報告をありがとうございました。また,資料を拝見しました。
    少しお教え頂きたい事がございます。
    ①資料の中でベースメッシュは5mmと書かれていますが,図にあるメッシュを見ますと1mの辺が20分割されているようなので,ベースメッシュは50mmのように思えます。
    ②レイノズル数の計算で,代表速度,代表長さはどのような値を取られたのでしょうか。

    1. openscc より:

      sakuramaru様ご質問ありがとうございます。
      以下のように回答させていただきます。よろしくお願いします。
      ①スライドのベースメッシュはregionのオーバーセットメッシュの方です。
       全体領域のバックグラウンドメッシュのベースメッシュはご指摘のように50mmです。
       説明が不十分で申し訳ありません。
      ②プロペラの長手方向の75%部分の翼型の弦長2cmを代表寸法としています。
      レイノルズ数は以下のように計算しました。しかし、誤りがありました。
       Re=UL/ν=R×R×ω/ν=0.02×0.02×628.3/0.00001 = 25132
       しかし、代表速度はプロペラ半径の75%のところの回転速度なので
       U=0.12×0.75×628.3=56.5m/s
       したがって、レイノルズ数は以下のようになります。
       Re = 56.5×0.02/0.00001 = 113000
       スライドの25000は誤りで113000に訂正します。

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